子育てでは何が重要なのでしょうか？

私は環境整備が重要と考えています。
「どのような環境整備か？」と問われたら。

子育てでも『時間の流れは【（想い描いた）未来】→【現在】→【過去】と流れている』ことが考え方の土台にあります。

子供が明るい未来を描ける環境。
それを親は用意してあげる。

その環境が整うと子供はやりたことを実現するために必要なことを自律的に学び育っていきます。

ただし、特別大事な注意点があります。
ここで書いた【明るい未来】とは子供が自由に描くものです。

親が設定した明るい未来を子供に押し付けることは避けましょう。
それをすると奴隷的な思考しかできない子供が育ちます。

現在はダイナミックに価値観が変化する時代。
１０年後、２０年後に主流となっている価値観なんて誰にも予測できないでしょう。

そのような状況で子供たちが大人になった時、奴隷的で固定的な発想しかできない者はあっという間に淘汰されます。

ありがちなのは「一流大学に入れば安定した良い職業につける」といった考えを親が子供に押し付けることです。これはわかり易い例ですので「私は大丈夫♪」という方が多いのではないでしょうか？

そういう方でも一度立ち止まって親として自分の価値観を子供に押し付けていないかどうかを振り返ってみてください。

自分の価値観を子供に押し付けてしまっているかどうかをチェックする方法は簡単。

子供に対して『～～せねばならない。』のように【have to】を想起する言葉遣いをしているかどうかを確認してみるだけです。

例えば「友達には優しくしてあげなきゃダメだよ」的な発言は要注意です。
一見、いいこと言っているようなことほど注意が必要。

というのも、この世の中に絶対的に正しいことは１つも存在しません。（この世の中に絶対に正しい基準があると親が信じていると奴隷的な発想しかできない子供が育ちます。）

それがどんなに社会のためになりそうなことであってもです！！

コーチング理論には他者のゴールとwant toを尊重するマインドがベースに埋め込まれています。
（もちろん自分のゴールとwant toも尊重します。）

コーチング理論を学んだ親は似たようなシチュエーションでの発言例として、「友達同士優しく接しあうのがパパは（ママは）好きだな」といった感じになるでしょう。

絶対的に正しい基準がない以上は色々な意見を尊重して自分の個人的な意見として子供に伝える。

子供が【自由に】明るい未来を描ける環境。
それを親は用意してあげる。

まず大前提として子供が自由に未来を描けるよう親が自分の価値観を押し付けないこと。
時間の流れ（未来 → 現在 → 過去）を踏まえた子育ての環境整備はこのマインドからスタートします。

私自身も自分の価値観を子供に押し付けていないか日々チェックしていってます。