苫米地式コーチング無料動画：ゴール達成のコツ。情報空間の認識力と操作力を高める具体的な方法〜身体性はかなり重要〜（約8分）

［書き起こし］ゴール達成のコツ。情報空間の認識力と操作力を高める具体的な方法〜身体性はかなり重要〜

今日はコーチングの実践において身体性がかなり重要ですというお話をしていきます。身体性って、身体を自由に動かせる能力みたいな感じですかね。

なんで身体を自在に動かせることが重要かと言うと。。。着眼点は、情報と物理は連続して一体だということです。それが大事なポイントね。

【情報空間と物理空間が連続して一体】って我々一人一人で見ていくと。情報空間にある自我（コーチングでいうとブリーフシステム）が、連続してこの物理的な肉体と一体となっているんですね。

楽しいことを考えていたら笑顔になっていくということはわかると思います。連続して一体だから抽象度高い方から働きかける方がいろいろ変えやすいのは変えやすい。

「辛いことがあっても口角を上げて」っていう話はよく聞くと思います。これは情報と物理が連続して一体であるということを踏まえて言っていることですよね。

口角を上げると（情報と物理が）連続して一体だから、抽象度低い方から高い方にも働きかけができる。（口角を上げることで）何となく気持ちが明るくなったりとかね。そんな感じで今までの経験でもなんとなく理解できるかもしれないです。

で、我々はコーチング実践で情報空間のゴールの臨場感を高めていくんですけれども、情報空間をうまく認識して操作していく必要があるんですね。自我を自由に変更していく、自在に変更していくということです。つまり、身体を自在に操れるということに等しい。情報（自我）と物理的な肉体は連続して一体だから。

ということは、「辛いことがあっても口角を上げて（何となく気持ちが明るくなる）」というのと同じように身体的に柔軟・自由であれば（情報空間）自我も自在に自由な状態に変えやすい状態に持ち込めるわけですね。

実際に身体の柔軟性が問われる職種の方は、例えばバレリーナとかですけれど、気功の習得とかがものすごく速いですね。それは身体操作、物理的な身体操作と情報的な情報身体の身体操作というのは連続して一体だから、物理を動かせる、自在に動かせるというのは情報身体も自在に動かせる、ということですね。（もちろん、現状の外側のゴールを意識しないと、余計現状に張り付くことにになるかもしれませんが。）

身体性を高めていく。自分が把握する領域をどんどん広げていくとかね。コントロールするためにはまずは認識に上げてかないといけないので。そういうことを意識して取り組んでみるというのはありかなって思います。理想は24時間、全身のあらゆる部位をモニタリングしている状態。『股関節が今固いな』とか、『右肩が重たいな』とか、『左肩はリラックスしているな』とか、『左腕がふわふわしている』とか、いろいろモニタリングしていく。認識に上がればコントロールしやすくなるので。こういう感じ24時間モニタリングするということですね。

そういうことをしていれば、情報空間の操作がどんどん上手になっていく。認識できるから。（情報空間と物理空間は）連続して一体ですから。（別の動画で）情報空間に臨場感がある時は体感が出るっていうのをお話ししたと思うんですけども、（身体の）強張りを感じたりした時、その強張りを解消できれば、情報空間でもうまい感じで事が進んでいるってこと。
そういうことができるようになってくるので、身体性、自分の身体へのモニタリングというのも、意識してみると色々いいことがあります。

コーチングの実践がうまく進んで行くと確認できることなんですけれども、身体がどんどん柔軟になってきて筋肉がふわふわになっていくんですね。ゴール毎に自我・ブリーフシステムがある。要は（ゴール毎に）重要性評価関数が異なるわけです。いろんなゴールがあって、いろんな自我（重要性評価関数）を内包するということですね。その都度、その自我が実装されて肉体に反映されていくので、ゴールが多ければ多いほど、いろんな身体表現があるということですね。

例えば趣味のテニスをやっている時の身体表現と料理をやってる時の身体表現は違うんですね。それそれ重要性が違うから。でもゴールをたくさん持っていて本気でやっていることであれば、どんどんどんどん身体に実装されていくわけですよ。ある程度の数のゴールがあって色々やって行くと身体側も忙しいですよね。

実際にゴールについて行動を起こしているだけではなくて、思いを巡らしただけで情報・自我と物理身体は連続して一体だからテニスのことを考えるだけでテニス用のボディが表現されていくわけですよ。料理のことを考えるだけで料理用のボディが表現される。（ゴールが沢山あると）身体が忙しい。ある程度の数ゴールがあると、体はどんどんフワフワになっていきます。すぐに身体表現できるようにスタンバイしてるっていう状態ですね。

コーチングの実践がうまく進んでいるかどうかの把握のポイントとして、［身体が以前に比べて柔らかくなっている］、[筋肉が柔らかくなっている]とかを確認できたなら、いい感じにコーチング実践が進んでいると考えていいでしょう。

コーチング実践が上手く進んでいるかどうかを把握するためにも、まずは自分の身体をどんどんモニタリングしていくということですね。もちろん徹底したリラックスていうのが、ベースになるのでリラックスを深めながら『あそこ硬いな』とか身体の各部位に意識を向けて確認していくというのも全然あり。そんな感じで身体性についても考えてみてください 。