コーチングお茶会に参加いただいた方からの感想です。

お茶会に参加する方は「苫米地博士の書籍を読んだことがある方」と「（苫米地博士のことは知らず）コーチングの理解を深めたい方」に分かれます。その割合は大体半々くらい。

今回の感想は「（苫米地博士のことは知らず）コーチングの理解を深めたい方」から頂きました。

何かをしたいと思ったとき、最初のころは考えて悩んで、時には諦めることもありました。
それがだんだんと思い切ってやってみるようになり、いつしか多少ドキドキしながらもしてしまっているようになっていました。

ふと振り返ってみると、なぜこんな行動的に大胆なことをやってのけてしまったんだろうという自分への驚きがあります。同時に結構大丈夫なんだなという安心感、充足感もあって、次への活力になったと感じています。

そしてそれは今までに出会っていた方々との関係をさらに深めることや新たなたくさんの人との出会いにもつながりました。

そんな中、たまたま偶然見かけたお茶会のお知らせに申込み、受けてみたセッションは、私にとって何かがまた一つ気持ちよくはまった感じでした。

専門用語が飛び交うのではなく、誰にでも分かる言葉で会話が進むお茶会とセッション。
話す内容もシンプルです。

初対面同士だった方たちと心地よい雰囲気の中でかわす会話には大切な気づきがあります。

感覚では分かっていても言葉にできなくてもどかしかったことが、「そういうことだったのか」とよりクリアになりました。なので自分で感じて分かっているのに伝えられなかったことが、相手の分かる言葉で伝えられるようになったことが増えたと感じています。

また、理屈でなく感覚で分かっていることをどうやって伝えたらいいのだろうと思うようなことは、言葉でなくても伝えられるという理解がより深まりました。

周囲の方から「吹っ切れた」ように見えると言われるのはそういうことなのかも知れません。

（会社員　女性）

お茶会は予めテーマを決めずに開催します。

同じ場所で情報場を共有しているので参加者が知りたいであろうことは顔をみると浮かんできます。この回のお茶会では共感覚について掘り下げてお話をしました。

一般的には不思議な体験だったり超能力的な事柄も最新の認知科学ではシンプルに説明できます。

それは共感覚というもの。

我々は、キャッチした情報を抽象化して自身が得意なモーダルチャンネル（視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚）へマッピングして取り扱うことができます。

例えば、視覚優位の方はビジョンが観えたり。

ある程度、可能性が高い未来がビジョンで観えたりする方もいますが、共感覚という概念を知らないと観えたビジョンが絶対的なものであるという勘違いが起こったりします。

厄介なのは対峙する相手に対して不吉なビジョンが観えたとして

良くないことが起こるよ。

と伝えてしまうこと。

時間の流れは[（想い描いた）未来]→[現在]→[過去]なので、ビジョンを観た人は、想い描いてしまっているので未来の可能性を（ビジョンを観ただけで）強めてしまっています。そして、相手に不吉なビジョンを伝えて相手にも不吉な未来を想い描かせているので更にその未来が現在に流れてくることを強めてしまっています。

こういったビジョンが自分の自我（ブリーフシステム）を通して我々の脳内（内部表現）で自分勝手に観ているということを知っておけば、不安や恐怖を煽るビジョンを観てしまったとしても動じることがなくなります。

自由に未来は想い描いて良いのですから不吉なビジョンが観えたとしても書き換えてしまえば良いのです。

結局、無意識が勝手にフォーカスして観てしまったビジョンと、意識的に自由に妄想で観たビジョンの差はありません。

時間の流れが[（想い描いた）未来]→[現在]→[過去]と知っておけば良いのです。

こういったことをしっかり持ち帰っていただけたので周囲から「吹っ切れた」と言われているのかもしれませんね＾＾